■山頭火ミュージアム「時雨館」


石畳通りを登っていき旅館・大吉の脇を右にそれて橋を渡ると、林の中にひっそりと建っているのが、湯平の地を訪れた俳人・種田山頭火の俳句を展示する記念館、山頭火ミュージアム「時雨館」である。

正直、廃屋のようで普段は常駐している係員もいないようであるが、スリッパを履いて二階に上がると中は意外に綺麗である。

入館料は100円とのこと。






室内には山頭火の俳句作品などが展示されている。

まるで昔の書斎のようである。

こういうところにいると、小説家や俳人になったような気分になるかも知れない。
山頭火が、湯平で投宿していた「大分屋」という旅館である。

この写真は昭和56年頃に撮影されたもので、この時にはすでに廃業し、廃屋となっていた模様。

石畳通りの入り口にあったこの廃屋も今は既になく、山頭火の記念碑がその跡地に建てられている。