■菊畑公園・陰陽神

温泉街の入り口の左の車道を登ってしばらく行くと左に菊畑公園の案内板が見える。

それを道なりに行くとたどり着くことが出来る。

公園に行く途中には民家の車庫があり、なぜか昔の乗合バスが停まっていた。

本来は由布院の自動車博物館に展示されているべきなのであるが、何故にこのような場所にあるのかは謎である。


さて、この公園の名は、この地に菊の花が一面に咲いていたことに由来する。

ここには、敷地内の至るところに十三仏、八十八箇所仏、金比羅仏、修行大師などが祭られている。

大正15年9月に、それまであちこちにあった石仏を1箇所に集めたものだという。





この地を訪れた、種田山頭火や菊池幽芳の歌碑もある。

ここからの景色はすこぶる良い。

晴れた日には大分市内の方まで見えるらしい。

温泉街は、木々にさえぎられて見ることが出来ない。


公園から少し道を登っていくと、草むらの中に祠があり、なにやら怪しげな形をした石碑のような物が立っている。

ここでは口に出して言えないが「あの形」である(爆)。

けだし子孫繁栄の民間信仰の対象なのであろう。